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黒魔術代行・原初黒魔術結社「E.S  Eclipse エクリプス」

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遠隔魔術は効果があるのか?呪い代行を依頼する前に読んでいただきたいこと

魔術を行う際に用いられる言葉の中でも遠隔魔術を説明する際に重要な概念は「マナ」「オド」、「イド」「エゴ」「スーパーエゴ」、「写像」の6つである。

これらのついて個別に理解し、それぞれの連結性を知ることで遠隔魔術の効果について理解が可能となる。
また、ここの概念のうち「イド」と「写像」については呪いの代行の「効果の発揮」や「危険回避」との関係が強いため知っていただきい概念でもある。

なぜ魔術は遠隔でも可能なのか 遠隔でも作用する魔術の基礎

遠隔魔術の基礎①  マナとオド

遠隔魔術を行う際に用いる魔力には二種類の魔力を使用する。
それが、外魔力である「マナ」と内魔力である「オド」なのだ。

「マナ」とは人間の体外に満ちている自然のエネルギーに等しい力であり、日本では龍脈を流れる「気」などと呼ばれている。
マナは有形無形問わず、全てのモノに存在するエネルギーであり、この世界の全てを満たしている力なのだ。
全ての空間を構成する力の単位であるマナは当然として人間にも存在する。

この、人間の持つ「マナ」を他の力と区別して呼ぶのが「オド」である。
正確に言うならば生命を持つ存在全てがオドを保有に、オドによって自身の内部世界を構成している。

マナはやオドという魔力の存在について一般の人間は視覚的に認識することは不可能だ。

分かりやすい例え話として「海の魚」という話がある。
ある子供の魚に出会った年上の魚はこう尋ねた。
年上の魚「やあ、今日の水はどうだい?」
子供の魚「水って何?」

このように構築された空間内のみで生きている生物にとって、元からそこにあった物は認識できないのだ。

一度、自己の外側または、自己の内側を満たす要素に気づき、覚醒しなければ魔力を認識することはできない。
覚醒した者は一種の真理を獲得することができ、自己内で一つの現実を形成することが可能になるのだ。

自己内の現実を術として世界に反映させ、変異させる根元にある力が魔術なのである。

次に重要になるのが「イド」、「エゴ」、「スーパーエゴ」だ。

遠隔魔術の基礎② イドとエゴとスーパーエゴ

「イド」、「エゴ」、「スーパーエゴ」という言葉は本来、心理学の用語であるが、ここで紹介するのは魔術としての意味である。
故に、精神構造を表す原語と意味が大きく異なるので注意していただきたい。

では、魔術を行う上で重要になる「イド」、「エゴ」、「スーパーエゴ」は全てオドを構成する要素である。

イドはオドの中でも表層に現れない深層に存在する魔力だ。
「自分であり、自分ではない」イドは本能や欲動、情動を無意識に引き起こす原因であり、オドの根元にあたる部分である。

次に、エゴは自我という意味の言葉であり、オドの中でも表層に現れる魔力だ。
エゴは一般人間が感覚として得ることのできるオド領域であり、「雰囲気を感じる」など直接人間の行動に関連している。
エゴには個人差が大きくあり、例えば「空気が読める人間」はエゴが発達していて、逆に「空気が読めない人間」はエゴが発達していないと言える。

人間のマナをオドと呼ぶことにはイドとエゴが強く関わっており、イドとエゴという「意識の壁」によって自己内に魔力を外部と隔絶させているのだ。
つまり、自己内の空間を安定させる枠がエゴとイドなのである。

最後に、「スーパーエゴ」は超自我と訳すことができ、オドとマナを繋ぐ出入口である。
イドとエゴによって自己内と自己外の世界が隔離されてはいるが、人間は自己内部の空間の維持のための外部からマナを取り入れなければならない。
そこでスーパーエゴは外部からマナを取り込む入り口、さらに、オドに変換する変換器として機能し「補給」と「循環」と「変換」を行っている。

魔術の発動は「スーパーエゴ」という出入り口から意識的にオドを放出、マナを吸収することで行っている。
つまり、イドという根元から発生した力が表に出る場所がエゴ、エゴが周囲に与える影響を調節するのがスーパーエゴなのだ。

【まとめ】

・イド=生命力の根元であり、個人を無意識に動かす本能的部分。

・エゴ=個人と世界を分ける壁、箱のり輪郭に当たる部分。

・スーパーエゴ=箱の内外を繋ぐ管であり、世界を個人の間での魔力の行き来を司っている。

最後に遠隔魔術で最も重要になる「写像」である。

 

遠隔魔術の基礎③ 自己世界を外部に反映させる機構「写像」

世界には自己内の世界(イド)と自己外の世界(マナ)があり、それぞれが互いの写像となっている。
これは、実像と写像の関係に相当し、この関係に変質を与えるのが魔術の根本的な原理なのだ。

自分から見える対象には当然個人差がある。

ある人から見たリンゴは好物、別の人から見たリンゴは苦手な食べ物。
このように、二人の人間が同時に同じリンゴを見ても、個人内に異なった性質を持つ二つのリンゴが存在するのだ。しかし、世界に存在するリンゴの本質は単一であり、実像には変化がない

つまり、自分の内側の世界に存在するリンゴはマナをイドで写しとった写像であるが、自分にとっては実像なのだ。
自分の中のリンゴと外側のリンゴは互いに実像と写像の関係を持っている。

前述の場合は外部世界→内部世界という流れであるが、この逆の流れも存在している。

一番身近に存在するない内部世界→外部世界は人間関係である。

例えば、AさんはBさんをとても嫌っている。
Aさんは事実関係に関わらずBさんの悪い噂を周囲に流した。結果としてBさんは多くの人から悪い心象を持たれた。

この流れは、Aさんの内部世界にある写像である「嫌いなBさん」を流布することでBさんの実像を「嫌な人」に書き換える行為である。
つまり、自己内の世界を外部世界に拡張させたのだ。

これは、呪いという魔術の最も基礎的な方法であるともいえるが、前述の事例の場合はAさんの実像も「Bさんを嫌いな人」として変化してしまうため、魔術と呼ぶにはあまりに原始的な行為である点で異なる。
このように、魔術を介さない呪いは自己の存在にも変質を及ぼすため「人を呪わば穴二つ」という言葉が生まれたのだ。

ここまでの話をまとめると、人が認識できる神羅万象は全て実像の陰である写像でしかない。
魔術の根本原理は自己内の現実たる「写像」を用いて外部世界の実像を変質させる技術である。

遠隔魔術の原理 なぜ離れた相手に効果を与えられるのか

ここまでは遠隔魔術の基礎について解説を行なってたが、次にそれぞれを連結させて遠隔魔術の原理を解説していく。

遠く離れた場所にいる相手に魔術効果を与える際にはマナとオドの繋がりを利用する。
遠隔魔術と6つの概念の関連性と連続性は以下の通りである。

【6つの概念と遠隔魔術の段階・原理】

1.マナとオドはエゴという壁で隔絶されているが、スーパーエゴによって繋がっている。

2.オドの根元であるイドより力を引き出し、スーパーエゴを通してマナに干渉する。

3.マナとスーパーエゴの繋がりを通じて対象となる相手に魔術効果を与える。

4.相手の写像を変質させることで、実像を改変する。

5.実像の改変に伴い対象の持つ個人内の現実が変化する。

6.結果的に、諸効果が世界に現れる。(内容は与える自己内の現実に依存する)

このように自分の中にある現実の範囲を拡張し、外部世界に反映させることで遠隔魔術は行われている。

多くの人間は見かけの距離を現実の距離であるように認識しているが、それは本質ではなく「その認識」自体が自己内の写像なのだ。

例えば、測地線という概念が存在している。

人間の認識している直線と、実際の直線は異なっているのだ。
正しく解説すると物理学の分野に入るので、大まかな概念のみ流用する。

人間の認識する距離はある意味で二次元的だ。
地球の上のある二点の直線距離を人が進むとき、二次元地図上では直線に見えても地球が球面であるために曲線となる。
つまり、直線で二点を結んだつもりでも、三次元で考えた場合にはその線は曲線になっているのだ。

この場合、実際の直線距離は地球の内部を通る直線となるのだ。

同様に、魔術的に捉えた世界構造に人間の認識する『二次元的』距離を安易に当てはめることはできない。
故に、離れた場所に存在する人間に対しても物理の距離に左右されることなく魔術効果を与えることができるのだ。

以上が遠隔魔術の大まかな原理である。
最後に呪い代行を依頼することの意味について解説を行なっていく。

呪い代行を依頼することの意味 依頼をする際に重要なこと

呪いというものは細分化すれば日常で発生している魔術的現象とも言える。

呪いの定義を自身の思念の影響で相手を悪い方向へ変化させる事とした場合。

例えば、呪いたい相手に「あなたを先日呪った」と言うだけでの、呪いの効力は発揮される。
また、前述のように相手の悪い話を流布、吹聴することも呪いの一種であるのだ。

しかし、そこに一切の魔術的な技術が伴っていないという点で大きな違いがある。

技術の伴わない呪いによる危険は大きく「イド」と「写像」に存在している。
イドとはオドの根元であり、無意識にでも呪いを行うと消費されてしまっている。オドの調節が行えない呪いは過度に生命力であるイドをすり減らし、体内の魔術構造を破壊してしまうのだ。
さらに、相手の写像に干渉することは自身の写像にも影響があり、技術がなければ自己の存在が崩壊してしまう。

つまり、技術がなければ相手だけでなく自分の生命と存在も壊滅してしまう危険があるのだ。

さらに、呪いの代行の依頼をする際にも「写像」は重要になる。
魔術師は依頼内容や相談の中から依頼者の中にある相手の「写像」を自身のオドに複製することで魔術を行使する。

つまり、雛型である依頼者の中の相手の存在を100%魔術師に伝えることが直接魔術効果に関係しているのだ。

呪いの代行を依頼する前に相手の写像を自己内の世界であるオドで正確に定め、明確に持つ。
依頼の際には依頼の内容として余すことなく伝えることが重要である。

呪いの魔術とは自分の世界で外側の世界を書き換えることなのだ。

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