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黒魔術代行・原初黒魔術結社「E.S  Eclipse エクリプス」

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【白魔術】【黒魔術】それぞれで行う恋愛成就儀式の違い

なぜ白魔術と黒魔術を区別するのか 本当は白も黒もない魔術の真実

一般的な黒魔術は白魔術という区別は本来、魔術の根元においては存在せず、視点による違いでしかないということを最初に定義しておく。

例えば、魔術に深く関わる宗教では往々にして他宗教の神を魔神や悪魔として表現するということがある。
同様に魔術も各系統からの視点で白や黒といった表現が行われるが、これは魔術の表面上を切り取って分類したものでしかない。
つまり、白か黒かで魔術を認識するのは次元が低いのだ。

しかし、魔術師でない人間が魔術を認識する際には有効であるため、白魔術と黒魔術を区別・比較することは無駄なことではない。
故に、魔術師も魔術の持つ効果の性質から「黒と白」「陰と陽」という表現を自ら用いているのだ。

今回はこれらの事柄を念頭に置いた上で、一般の人が恋愛成就の儀式を選ぶための白魔術と黒魔術の違いについて解説を行っていく。
※概念的な解説が続くので結果だけ知りたい方は見出し>『【白魔術】【黒魔術】それぞれで行う恋愛成就儀式の違い どちらが強いのか』だけを読むことを勧める。

 

+α 魔術と魔法は異なる概念である

原初黒魔術では魔術と魔法は異なる概念として区別している

魔法とはそれ自体が一種の法則であり、魔術は魔法の一部を再現する技術なのだ。
つまり、魔術とは魔法という源泉から流れ出た神秘の一部であり、その流れによって各系統・流派の魔術が誕生したのだ。

これ以上の言及は本題から外れるため行わないが、「人間に魔法を使うことはできない」ということを忘れないことが重要だ。

白魔術と黒魔術の違い 根本的な共通する考えについて

冒頭に解説したように白魔術と黒魔術が最も区別されるのが宗教上の要因なのだが、それを度外視したとしても白魔術と黒魔術には考えに違いがある。

白魔術と黒魔術の違いは主に3種類存在する。
その中には「神と悪魔」という種類は存在しないのだが、前述の通り他の宗教の神が悪魔として視されるように、一概に「悪魔」を断定することができないからである。

バアル・ゼブブと呼ばれる悪魔は本来バアル・ゼブルというウガリット神話の豊穣の最高神であった。
しかし、後に入植してきた異教徒たちは現地でのバアル・ゼブルへの信仰の儀式を嫌い、邪教神としたのだ。
そして、本来は「気高き主」という意味のバアル・ゼブルの名を語呂の似た「ハエの王」という意味のバアル・ゼブブとして蔑称した。

端的に言ってしまえば、異文化に対する「悪口」であり、自身への「正当化」なのである。
「悪口」で対象の存在を汚し、照応する存在を改変する。これは「呪い」の一種と言っても過言ではない。

故に、「神と悪魔」という視点で白魔術と黒魔術の区別を行うことは軽薄この上ない行為なのだ。
※神性を持つ力と悪性を持つ力は宗教に依らない魔術の観点でも存在するため、神と悪魔は異なる存在として区別は可能である。(例「神性:人より高次、悪性:人より低次」)

では、白魔術と黒魔術の3種類の違いについて解説を行っていく。

違い①  利己的と利他的の違い 独善的であることとは

白魔術と黒魔術を「善悪」で区別するのでは無く、「独善的である」と「独善的でない」で区別する方が良い。
魔術において「悪」があるとすれば、誰にも利益がない魔術だ。

つまり、一人でも利益がある魔術は、その人にとっては善なる術なのだ。

このような視点を踏まえた上で、白魔術は「独占的ではない」傾向が強く、黒魔術は「独善的である」傾向が強いと考えられている。
術師が自身を黒魔術師・白魔術師と呼称する際にもこの基準が採用される場合が多い。
簡便に示すならば「みんなの幸福を願う」魔術は白魔術、「あなたの幸福を成す」魔術が黒魔術である。

違い② 効果としての違い 自己内への作用・自己外への作用

黒魔術に分類される魔術と白魔術に分類される魔術には大まかな効果の違いがある。
効果を自然も含め広く見た場合は違いが細く分散されるため、恋愛成就という願望に限定した範囲での解説を行う。

双方の特徴として、白魔術は自己内の事象改変が大きいことに対して、黒魔術は自己外への事象改変が大きい。
具体的に示すならば、「自身の魅力を向上し恋愛を成就させるのか」、「相手を魅了し操作することで恋愛を成就させるのか」という違いである。
後者にあたる黒魔術の魅了の場合は相手を操作している視点で「害を与えている」と受け取ることもできる。

①とも共通する部分はあるが、白魔術には対象を治療する術もあるため、一概に自己内に完結するとは言えない。
しかし、恋愛成就に限定すれば、前述の自己内・外での区別が可能となる。

縁結びなど、双方に影響を与える例外が存在することに注意してどちらの傾向が強いかでみることが賢明である。

違い③ 代償 魔術儀式における工程・過程の違い

白魔術と黒魔術には儀式における工程・過程に大きな違いを見ることができる。

魔術の行使の際に代償が必要になることは共通の原理であるが、代償の持つ性質に白魔術と黒魔術には違いがあり、その結果として工程や過程に違いが発生するのだ。
違いとして、白魔術の儀式は「祈り」という精神的活動の面が強いことに対して、黒魔術の儀式は「実践」という物理的活動の面が強い傾向がある。

例としては、白魔術は儀式の中で祈りを捧げて願望成就を願う場面が多いことに対して、黒魔術は行動や呪詛によって願望の成就を命じる場面が多い。
つまり、黒魔術に近いとされる術になる程に信仰から離れ、実践的になるのだ。

これは、黒魔術が宗教上で禁忌とされる大きな理由であり、信仰なく願いが叶うということは宗教の衰退を意味する。
現在でも科学技術が発展したことで、信仰なくとも願望を叶える手段が圧倒的に増加し、比較的に宗教の権威は弱まったと言える。

 

解説上での注意点

ここまで、白魔術と黒魔術の違いについて解説を行ってきたが、それぞれの魔術の本質や優位性を示すものではない。
また、陰陽術など東洋呪術では「黒と白」という区別が薄いために上記の条件が当てはらないこともあるのだ。(例:密教呪術の儀式は祈りと行動の双方が強い)

これは東洋呪術では白黒という明確な色による区別では無く、感情的な「邪悪な術」「神性な術」という区別を行うことによる違である。
原因は様々であるが、魔術間では白人至上主義による色に対する認識の差や、仏教は異教の神を悪魔では無く「天部」に仏尊として含めるなど、認識や宗教観に起因する結果だと考えられている。
他方でも、神話や文化圏によって魔術概念は異なることは往々にしてあり得るが、上記で説明した三種類の違いは全てに共通する部分もあるので、「白魔術・黒魔術の観点から見ればどちらに当てはまるのか」という自分の中での判断の材料としては有用だろう。

呪術に比べて西洋の魔術は差別化が顕著に行われていたという違いであり、優劣を判断することはできないという注意は必要だ。

【白魔術】【黒魔術】それぞれで行う恋愛成就儀式の違い どちらが強いのか

白魔術と黒魔術で行われる恋愛成就儀式の違いとして多くの人が一番注目する点は効果の強さである。

結果から言うならば、黒魔術の恋愛成就儀式の方が強力な効果を得ることが可能だ。
白魔術の恋愛成就儀式は依頼者に変化を与えることによって世界を変化させると言う順序を取っていることに対して、黒魔術の恋愛成就儀式は世界に変化を与えることによって依頼者を変化させると言う逆の性質を持っている。

つまり、白魔術は自分の変化に願望成就が依存してるために効果の効率や速度にムラがあるのだが、黒魔術は願望成就への直接的な干渉(変化)が先にあり、願望成就の結果として自身が変化するために強力であるという定義が可能だ。

しかし、これは普遍的な定義でなないということに注意しなければならない。
なぜなら、この定義の前提には魔術師の技術・能力が大きく関わっているのだ。

変化から得ることのできる結果の効率とスピードが高いという点で黒魔術儀式は白魔術より恋愛成就への効果が高いが、根本の変化が小さければ還元される結果も少量になるのだ。

逆に白魔術は「継続」という面では黒魔術よりも優れた面があり、一度自分の中で小さくとも魔術的な変化を起こせば、波紋が徐々に波及するように効果が大きくなり恋愛成就を成し遂げることも可能である。
魔術は必ず原因と等価の結果をもたらすため、強さの評価を行う際は術自体がの持つ効率とスピード、術師の出力に注目することが重要だ。

黒魔術と白魔術どちらを選べば良いのか。

魔術を依頼する際に黒魔術か白魔術かを選ぶ際は以下の2つの点に注目することをお勧めする。

1.魔術師の能力を第一に評価する。

前述のように魔術は系統や儀式内容の前提にある魔術師としての技量と能力に大きく依存している。
目的地に直線的に向かうのか、迂回しながら向かうのかどちらが早いかというと、正解は「速度が速い方が早い」である。
つまり、如何に強大な魔術な儀式を行ったとしても火力が不足すれば意味がないということだ。

一般人に魔術師の技量や能力を測ることは難しいが、基準としては魔術師としての系譜の長さが一番分かりやすい。
絶対とは言えないが、歴史が長い魔術師の家系ほど技量や能力は高くなる傾向にある。

※歴史は長いが形骸化している魔術儀式もある。(例、行事としての祈祷など)

2.目的と対応した魔術を選択する。

魔術は黒と白と呼称する上で区別しているが、厳密に純粋な区別は存在していない場合が多い。
魔術の系統には五大元素、陰陽、時間、空間など様々な『属性』があり、属性には応じた『色』がある。純粋な白は現存せず、純粋な黒は現存するものでは一系統のみである。

現存する魔術・呪術の全ては一つを除いて『黒よりの〇〇」か「白よりの〇〇」の属性しかないのだ。

つまり、属性の組み合わせに応じて黒か白のどちらの傾向が強いかということになる。
だからこそ、目的となる願望が「自己改変」か「世界改変」どちらの側面が強いのかということに応じて内容で選ぶことが重要なのだ。

黒・白という呼称ではなく、ある程度は自身で魔術の傾向を見極めなければならない。

最後に。

今回は【白魔術】【黒魔術】それぞれで行う恋愛成就儀式の違いについて解説を行なってきた。

冒頭に、「一般的な黒魔術や白魔術という区別は本来、魔術の根元においては存在せず、視点による違いでしかないということを最初に定義しておく。」と言ったように、魔術の依頼を考えている人は『呼び名』ではなく『性質』で魔術を選ぶ事をお勧めする。

原初黒魔術という本質的な黒の属性を持つ魔術にも、俗世的には白魔術に分類される「夜の癒し」の効力も含まれている。

人が夜に体を休め、癒されるように、「黒=悪」という固定概念は捨てなければならない。

自分の目的に適した魔術を選ぶことが、恋愛成就を行う際の一番の近道に通じているのだ

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